英検2級に合格したあと、こんなふうに悩んでいませんか?
- 準1級って、急に難しくなりすぎじゃない…?
- どれくらい勉強すれば受かる?最短だとどのくらい?
- 教材が多すぎて、結局どれを買えばいいのか分からない
- 4技能(読む・聞く・書く・話す)どれから手を付けるべき?
この記事では、
英検2級ホルダーが準1級に挑戦するときに一番不安になるポイントを、
結論→比較表→図解→具体的な勉強法の順でスッキリ整理します。
Akken読むだけで「自分がやるべきこと」と「最短ルート」がわかります。
① 結論:2級に受かった人なら、準1級は狙える
結論:
英検2級に合格できた人なら、
準1級は「正しい順番」で対策すれば十分に合格圏内です。



そうは言っても、準1級は
レベルが違いすぎます…



たしかに2級から準1級への
ハードルは高いです。
しかし、解決策はあります。
それは、「何を・どの順でやればいいか」を可視化することです。



本当に?でも自分には時間も
残されていないし難しいかも…



正直言うと準1級に近道はありません。
ただ準1級にはメリットが多すぎます!
- 英文が「なんとなく」ではなく、論理で読めるようになる
- 共通テストや大学個別試験の英語試験に強くなる
- 「英語が得意」を客観的に証明でき、自信にもつながる
- TOEICや英文記事・ニュースなどを読むスピードが上がる
- 読む・聞く・書く・話すがバランスよく鍛えられる
- 進学・就職・推薦で「使える資格」になる
- 「難問に挑戦した経験」そのものが財産になる



なんだかすごいワクワクします。
自分の限界に挑戦してみたいかも…!



意気込みはいいですよ!
では、この先では
- なぜ合格できると言い切れるか?
- どこで差がつくのか?
を、私自身の失敗と、
高校生に実際にしているアドバイスを交えながら、
具体的に整理していきます。
② まず「何を頑張るか」より、「今どこにいるか」を分析しよう
準1級対策で一番最初にやるべきことは、
勉強を始めることではなく、分析することです。
優先順位は、
気合や根性で決めるものではないし、
実際は人によって異なります。
2級ホルダーなら、
まず自分にこう問いかけてほしい。
- リーディング・リスニング・ライティングの中で
一番点が取れていたのはどれか - 逆に、
「ここは正直しんどかった」と感じたのはどこか
この自己分析を飛ばしてしまうと、
準1級の勉強は高確率で遠回りになる。



最後に受けた英検のスコア表は持ってる?



え、どうだったかな
家にあるとは思います。



もしあるなら、話は早い。
英検協会から受検後に送られる
スコア表を感情を抜きにして分析しよう。
💡 次のステップで分析→学習を行いましょう
- 自分の得点率を計算する
- まず得点源(伸びやすい所)を固める
- 次に弱点を“最低限”引き上げる
- 最後に過去問で配点バランス調整



家になかったらどうしよう・・・



まずは英検協会のマイページ等で
確認できるかチェック。
もし難しければ、過去問で現状診断
すればOKです。
※過去問は英検協会の公式サイトから閲覧・ダウンロードできます。
→過去問はこちら。
結論:
前回の試験、または過去問を解いて、
その結果を参考に、自分の得意・不得意を客観的に分析せよ。
③「やる教材」ではなく「やらない教材」を決めよう|教材は「引き算」
結論から言うと,
英検に必要な教材は1~2冊で十分です。
そして特に、過去問3年分+苦手な分野の教材1冊
を準備することをオススメします。



これだけで本当に足りますか?



足ります。そう言える理由を
私の過去の失敗談を例に話します。
準1級に絶対受かる!
そう決めた当時の自分は、正直に言うと教材を買いすぎた。
私が買った教材は…
- 語彙・語法の問題集
- リスニングの問題集
- 準1級単語帳
- 過去問(しかも複数年分)
- 仕上げ用の総合問題集



「これだけ揃えれば安心だ」
と思っていました。



こんなに持ってたら
どれをやればいいか迷いそう



その通り。
どの教材も役に立ったけど
すべてが中途半端なまま1年間が終わりました。
結果、あと数点で1次試験には不合格・・・
しかし、次の受検ではR・L・Wすべて8割を超えるスコアで合格。
そのときにメインで使っていた教材は過去問3年分ただ1つだけです。
なので、
教材は必要に応じて増やす でいいと思いますが、
次の教材に手を出すタイミングは今持っている
教材を2~3周してからで十分です。
教材を買って安心するのもよくない。
過去の私がまさにそうでしたが、
✖ 「やった気」だけ増えて「教材の消化不良」
という悪循環におちいりがちです。
逆を言えば、
教材が少ないからと言って不安になる必要はない ということです。
結論:
教材は足し算ではなくむしろ、引き算。
過去問3年分+苦手分野の教材1冊で十分。
③-1.英検に単語帳は必要か?買うならどれがオススメか?
これまで、
複数冊の単語帳に挑戦してきた私の結論は、
準1級の単語帳は1冊あれば十分。
準1級対策における単語帳の立ち位置は、
「主役ではなく、補助輪」です。



誤解しないでほしいけど、
単語帳を否定しているわけじゃないよ。
単語帳は、スキマ時間の学習にはオススメ。
しかし、準1級対策の中で
30分以上がっつりやる教材ではないと私は考えています。
それだけまとまった時間があるなら長文や英作文をやりましょう。
私自身 単語帳に時間をかけすぎていた時期ほど、
長文やリスニングの点数が伸び悩みました。



いやでも、語彙力がないと
長文も読めないって先生
言ってませんでしたっけ



たしかにそうです。
だからこそ、単語の扱い方が大事なんです。
では、想像してください。
本を読み始める前に辞書を読む人がどれくらいいるでしょうか?
ほとんどの人が、
「本を読んで→わからない言葉を辞書で調べる」
この順番で読んでいるはず。
加えて、最近ではブラウザ検索やAIでサクッと調べるだけの人も増えています。
だから、単語帳は補助として使うのがちょうどいい。
「単語帳がないと準1級に受からないか?」
それは結局使い方次第と言わざるをえません。



でも2級に合格できたときは
私、ほとんど単語帳しかしてません…



そういう人意外といます(笑)
ただ2級には受かったとしても
準1級で単語帳を主役にするのは危険。なぜなら、
英検準1級は
「単語を知っているか」ではなく「文脈の中で意味を処理できるか」
を問う試験だからです。



でも自分の学習スタイルには
欠かせないという人は無理に
単語帳を手放す必要はないよ。
実際、英語学習において単語帳は最もとっつきやすい学習法と言えます。
なので、どうしても単語帳が必要という方は、
「1冊だけ」買いましょう。
どれでもいいので1冊を決めたら,それ以外の単語帳には手を出さないことをオススメします。
どれを選べばいいのかわからなければ
- パス単
- でる準
- キクタン
など、どこの書店にでも置いてあるような定番のものを選ぶといいですよ。
中身はどれもすばらしいです。
あとは好みでOK。
大事なのは「どれを選ぶか」より「使い切ること」です。
③-2.じゃあ語彙はどう増やすのか?



単語帳を主役にしないのは
分かったけど…じゃあ、
語彙はどうやって増やせばいいの?



語彙を増やす方法ですね。
結論から言います。
準1級レベルの語彙は、
「単語帳で覚える」よりも「英文の中で何度も出会う」ことで増えていくものです。
準1級に必要なのは、
単語の意味を丸暗記する力ではありません。
その単語が、どんな文脈で、どんな役割で使われているか
を処理できる力です。
だから、語彙を増やす基本ルートはこうなります。
- 長文を読んで背景知識をつかむ
- 意味があいまいな単語に出会う
- 文脈から大まかな意味をつかむ
- 必要に応じて調べる
- 別の長文・リスニングで再会する
- 英作文でアウトプットする
この「出会い → 再会+アウトプット」の繰り返しが、
準1級レベルの語彙力を作ります。



でもそれって、
単語帳の方が効率良さそう…



「覚える」だけならそうかも。
でも大事なことは、覚えたあと
「実際に使える」ことです。
ここで言う「使える語彙」とは、
見た瞬間に次のことができる単語のことです。
- 文の流れが止まらずに読める(意味が大まかに取れる)
- 「えっと…」と思考が止まらずに読める
- 英語のまま感覚で処理できる
単語帳だけで語彙を完成させようとすると、
「知っているのに読めない・聞けない」 状態に陥りやすくなります。
しかし、単語帳を補助として使えば、
効率よく語彙力を高めるのに役立ちます!
たとえば、
- 長文で何度も見る単語を確認する
- リスニングで聞き取れなかった語をチェックする
- 意味・発音・品詞などを整理する
この使い方なら、
単語帳は確実に武器になります。
語彙力を上げたい場合、
- 未知の単語と英文の中で何度も出会う
- 背景知識と文脈をセットで覚える
- 単語帳は「未知の単語に出会ったときの補助」として使う
「1単語=1つの意味」で終わらず、
- リーディング・リスニングで“反応できる”
- ライティング・スピーキングで“使える”
を目指そう。
比較表|英検2級と準1級の違い(何が難しくなる?)
では、英検2級と準1級は具体的に何が違うのか。
どこで難しくなり、どこで差がつくのかを
比較表で整理してみましょう。
| 項目 | 英検2級 | 英検準1級 | 対策の方向性(Akken式) |
|---|---|---|---|
| 語彙 | 日常〜社会の基本語が中心 | 抽象語・学術語・論説語が増える | 単語帳は補助輪。長文・音声で「再会」して定着 |
| 長文 | 読みやすいテーマが多い | 論理展開が速い/情報密度が高い | 精読よりまず「段落の役割」を取る読み方へ |
| リスニング | 内容は追いやすい | 一回で処理する力が求められる | 早めにシャドーイング開始(耳は鍛えるのに時間がかかる) |
| ライティング | 型が曖昧でもなんとかなる | 型+論理(理由→具体例)が必須 | テンプレ+頻出テーマで短期安定(伸びやすい) |
| スピーキング | (任意)対策でも通る人がいる | 2次の重要度が上がる(意見+理由) | 一次対策の中で言える表現を増やしておく |
こうして並べてみると分かる通り、
準1級は「2級の延長」ではありません。
求められる力が変わる以上、
勉強の組み立て方も変える必要があります。
上の比較表を踏まえて、
「いつ(何日後)の英検を受けるべきか?」
学習目標を立てる際の期限の目安について解説します。
④ 期限を決めよう|おすすめは「90日(3か月)」or「180日(6か月)」
もし今からやり直せるなら、準1級に挑戦すると決めた瞬間に、
「90日後」または「180日後」をゴールに設定します。
理由はシンプル。
- 準1級は、付け焼き刃では届かない
- でも、1年先だと人はだらける
つまり、
短すぎても長すぎてもよくない。
3か月(6か月)という期間は、
- 学習量を積み上げるには十分
- 集中力を切らさず走り切れる
- 3ヶ月(6か月)後の成果は、次また頑張るエネルギーになる
このように、
3か月(6か月)は「現実的で、続けやすい期間」です。



たしかに、1年先だと
「まだ大丈夫」って油断しそう…



ゴールが決まると、
「今日は何をやるか」も
自然に決まりますよ!
比較表|90日/180日で合格を狙う学習時間の目安
| プラン | 向いている人 | 学習ペース目安 | 到達イメージ |
|---|---|---|---|
| 90日 (3か月) | すでに2級が高得点/ 学習習慣がある/ 週末にまとまった時間が取れる | 平日:30〜60分 休日:90〜180分 (週:6〜10時間) | 一次合格ラインに到達しやすい。 過去問中心で仕上げる勝負プラン。 |
| 180日 (6か月) | 忙しい/ブランクあり/ 語彙・リスニングに不安がある | 平日:20〜40分 休日:60〜120分 (週:4〜7時間) | じわじわ積み上げて合格圏へ。 耳と語彙の土台が作りやすい。 |
迷ったら、まずは90日をゴールに設定。
結果が出なければ、そこから次の90日で仕上げればOKです。
どちらのプランで学習するにしても、
大事なのは習慣。
まずは小さく初めて継続を優先して。
長距離マラソンを走るかのように
細く長く継続していくことが重要です。
⑤ 読解に全振りしない|L・Wから点を取りに行こう
これは、当時の自分に一番強く言いたい。
長文ばかりやらないで。
リスニングとライティングを同時並行で進めよう。
高校生の場合、
授業でも宿題でもすでに読解はやっているはず。
だからこそ、
準1級で差がつくのは別のところです。
- リスニング
→ 耳のトレーニングは時間がかかる
→ シャドーイングなどを早く始めた人が強い - ライティング
→ 型を覚えれば、短期間で点数が安定する
→ トレンドを押さえるだけで一気に伸びる
一方で、
長文読解は急に伸びません。
ゆるやかに、確実に伸びていくもの だと割り切らないといけません。
だから戦い方はこうです。
- 語彙を土台にしつつ
- 読解は「維持+底上げ」
- リスニングとライティングで得点を上積みする



これが、
遠回りした末にたどり着いた
私が思う最短ルートです。



難しいリーディングに全振り
した方がよくないですか?



リーディングに全振りするのは、
過去問でL/Wが安定して7割以上
取れるようになってから!
Akken式:最短ルートの全体像
ここまでの話を、
「じゃあ結局、何からやればいいの?」が一発で分かるように、Akken式の全体像を図にしました。



見方はシンプル。
上から順にやるだけです。
(順番を飛ばすほど、遠回りになりやすい)
このあと何をする?(まずは1つでOK)
- スコア表(または過去問)で得点率を計算する
- 90日 or 180日のどっちで走るか決める
まとめ|準1級は「才能」ではなく「順番」で決まる



やる気はでてきました。けど
これで本当に大丈夫か心配…



英検準1級の学習は、
つい不安になりますよね。
教材が少なくて大丈夫なのか。
この勉強法で合っているのか。
他の人はもっとやっているんじゃないか。
でも、ここまで読んでくれたあなたは、
「やる順番」さえ間違えなければ、遠回りしないということをもう知っています。
英検準1級は、
才能勝負ではなく「順番勝負」です。
Akken式は、特別な裏ワザではありません。
分析して、引き算して、語彙を再会させて、90日で積み上げる。
ただそれだけです。
もし今、迷っているなら、
次の90日を決めて、過去問を1年分開いてみてください。
そこからすべてが動き始めます。
最後に、私のお気に入りの名言を置いておきます。
Amateurs wait for inspiration. Professionals get to work.
アマチュアは、やる気が出るのを待つ。
プロは、やる気に関係なく手を動かす。
今回は以上です!



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