構文シリーズ|英文構造を体系的に理解する

目次

はじめに

英語の長文や英作文でつまずく原因の多くは、
単語ではなく「文の形(構文)」が見えていないことにあります。

この【構文シリーズ】では、
高校英語・大学入試・英検・TOEICで頻出の構文を、
意味・形・使われ方の3点から整理します。


この構文シリーズの使い方

🔹 構文が「なんとなく」理解になっている人向け
🔹 長文読解で主語や焦点を見失いがちな人向け
🔹 英作文で「それっぽい文」から卒業したい人向け

  • 1記事=1構文(または1構文グループ)
  • 上から順に読む必要はありません
  • 気になる構文から読んでOKです

※ VSシリーズが「意味の違い」を横に比べるのに対し、
※ 構文シリーズは「文の骨組み」を縦に理解するシリーズです。


構文シリーズ一覧


■ 形式主語・強調構文(It 構文)

文の主語や強調点を調整する、英語らしい構文を扱います。

  • It is not until ~ that …
  • It that 構文(強調構文)
  • It seems / appears that …
  • It is + 形容詞 + to do

■ 倒置・強調(語順が変わる構文)

否定語や副詞句が前に出ることで、語順が変わる構文です。

  • hardly ~ when …
  • no sooner ~ than …
  • not until ~ that

■ 比較・相関構文(比較の型)

「関係性」で意味を作る構文を整理します。

  • The 比較級, the 比較級
  • as ~ as 構文
  • too ~ to / enough to

■ 結果・程度・目的(意味の広がりを作る構文)

結果・程度・目的を表す頻出構文です。

  • so ~ that …
  • such ~ that …
  • in order to / so as to(※今後追加予定)

■ その他・発展構文(予備枠)

どの分類にも収まりにくいが重要な構文を扱います。
(※記事が増えた段階で整理します)


こんな人におすすめ

  • 英文を「単語訳」から卒業したい
  • 主語・強調・焦点が分からず長文で迷子になる
  • 英作文で減点されにくい文を作りたい

VSシリーズとの使い分け

  • 意味で迷うなら → VSシリーズ
  • 文の形で迷うなら → 構文シリーズ

両方を行き来することで、
「読める・書ける英語」が一段階上がります。


まとめ

構文は、英語の設計図です。
設計図が見えるようになると、
長文も英作文も、驚くほど安定します。

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