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【2次試験の英語】国公立の記述問題に強くなるおすすめの勉強法5ステップ

Akken

こんにちは,Akkenです。

今日は,大学入試2次試験の英語,特に国公立大学の英語の記述問題に強くなるおすすめの勉強法を5ステップで紹介にしたいと思います。

<簡単な自己紹介>
名前:Akken 仕事:英語教員
略歴:英語圏で約1年留学し,ネイティブのもとで英語教授法を学習
資格:中高英語教員免許,TESOL certificate Ⅳ ,英検準1級,TOEIC825点
一言:英語で悩んでいる人の役に立つ情報を発信します!

この記事では,2次試験に必須の和訳や和文英訳,自由英作文などの「記述形式の問題を解く力を効率的につけるにはどうしたらいいの?」という悩みを解決します

Akken

それでは,どうぞ。

目次

記述問題に強くなるおすすめの勉強法~5ステップで紹介~

記述問題に強くなるための勉強法を次の5つのステップで紹介します。

記述問題に強くなる勉強法5ステップ!

  1. 記述形式の長文読解問題で大量のインプットを行う
  2. 段落ごとの要約を行う
  3. 自由英作文でアウトプットする
  4. 背景知識を押さえる
  5. 自分独自のフレーズや構文を身に付ける
Akken

それぞれの中身について具体的に解説していきます!

ステップ1:記述形式の長文読解問題で大量のインプットを行う

Akken

「インプット」です。アウトプットではありません。

理由は,そもそもインプットが少ないと記述力は向上しないからです。

先ず,記述問題の例を見てください。

<記述問題の例:和訳編>

例1 下線部Xを日本語に訳しなさい。
例2 下線部Xの内容を50字以内の日本語で述べなさい。
例3 〇〇〇とは具体的にどういうことか,日本語で説明しなさい。

このように,英文を和訳する問題は定番です。

インプットの手順は簡単です。

<インプットの手順>

先ず,和訳の問題と解説書を用意

あとはひたすら「訳す⇒添削⇒訳す⇒添削⇒訳す…」を繰り返す

この時,下線部と答えの根拠を精読すること+模範解答真似ることを必ずやってください!

そうすることで,以下のような効果が得られるようになります。

● 意味を正しく掴む力が付く
● フレーズや構文が身に付く
● 自然な日本語訳の仕方がわかる
● 指示語の内容を正しく説明できるようになる

結論,インプットすること自体も立派なテクニックということです。

Akken

シンプルだけど難しい。それが和訳の醍醐味(ドヤ)←???。

はい(笑)。では,次!

ステップ2:段落ごとの要約を行う

これには2つ理由があります。

先ず,要約することで文章全体の概要を掴むことができる=早く問題を解くことにつながる
次が,指定の次数内で内容をまとめる日本語の力が付く=記述力向上 です!

大学によっては長文読解の中で要約するような問いがあったり,要約のためだけに英文を読ませたりするので,要約問題は事前に練習しないと詰みます

学校や塾でもらった長文問題に要約問題が無くても,重要そうな段落を見つけ,自分で語数をしてその段落を要約するだけで要約問題の代わりになる

Akken

答え合わせには「解答・解説の本文訳」を利用してください。自分なりの模範解答を導けるはずです。

ステップ3:自由英作文でアウトプットする

自由英作文を書くときに意識してほしいことがあります。それがコチラ↓

自由英作文を書く際は,ステップ1,2でインプットしたことをアウトプットする!

つまり,「長文読解や要約問題を解きつつ自由英作文に使える英文をストックし,実際に自由英作文に使う」ということです。

Akken

当たり前ですが受験校(志望校)の過去問を使いましょう

過去問を解くことでその大学の傾向や問題の「クセ」のようなものがわかってきます。模範解答も参考になるのでどんどん真似していきましょう。

志望校の過去問で出題傾向がわかったら,似たような問題を英検2級(または,準1級)のライティングの問題から探すのもオススメです。

Akken

自由英作文の対策・練習を行えば以下のようなメリットがあります

● 本番で書き慣れたトピックが出題されれば,得点アップと時短につながる
● 自由英作文がサクッと終われば,時間的にも心理的にも余裕ができる

そのためにも,可能な限り幅広いテーマで自由英作文の訓練を積むようにしてください!

特に,国公立を受験するなら自由英作文対策は絶対に外せませんね!がんばってください!

ステップ4:背景知識を押さえる

Akken

記述問題を解く際は,同時に背景知識もインプットしていきましょう

背景知識を頭に入れる理由は,その方が断然英文が読みやすくなるからです。

英文が読めない理由の一つは「背景知識が足りないから」かもしれません。語彙力や文法だけが原因とは限りません

例えば,心理学に詳しい人が「ピグマリオン効果」についての英文を読んだとしたら,何も知らない人より英文を読んで理解するスピードも早いはずです。

かといって,背景知識の習得はメインの学習ではありません

背景知識はあくまで補足的に活用していきましょう

ステップ5:自分独自のフレーズや構文を身に付ける

最後は,「自分独自のフレーズや構文を身に付ける」です。

Akken

少しややこしいので,詳しく説明します

受験生の皆さんは,長文読解,要約,自由英作などを通して,大量のフレーズや構文に触れることになります。

すると次のようなことに気づくはずです。それは,

英文を訳す際,必ずしも辞書に書いてある日本語に訳す必要はない

ということです。

つまり,一つの和文に対する英語表現の仕方は一つじゃないということです。

例えば,lead to~を「~につながる,結びつく」という意味で覚えていたとしましょう。

では,次の英文と,その英文の直訳&意訳を見てください。

Summarizing the paragraphs leads to high marks on writing tests.
【直訳】(段落を要約することは英作文テストでの高得点につながる。)
【意訳】(段落を要約すれば英作文テストで高得点が取れる。)

この意訳は,元の英文の意味を崩しているだろうか?いや,崩していない。しっかり元の意味を保っていると思います。

そして,この意訳から今度は英文自体も別バージョンで書いてみます。

If you summarize the paragraphs, you can get high scores on your writing tests.
(段落を要約すれば,英作文テストで高得点が取れる。)

Akken

このように,lead to~を使わない代わりにifとcan,動詞のgetを組み合わせることで同じ訳の英文が作れました。

大事なことなので繰り返しますが,一つの和文に対する英語表現の仕方は一つじゃないということです。
何が言いたいかというと,一つの和文に対して複数の英語表現」を使えるようにしましょう!

Akken

このようなマインドを持てば,自分独自のフレーズや構文を身に付けていくことができます

こちらのステップ5ですが,ステップ1~4のインプットとアウトプットを繰り返せばストックを増やしていけるので,ぜひ試してみてください。

では,まとめに入ります。

まとめ

今回は,記述問題に強くなるおすすめの勉強法を紹介しました。

具体的には,この勉強法は以下の5つのステップで構成されていました。

記述問題に強くなる勉強法5ステップ!
1.記述形式の長文読解問題で大量のインプットを行う
2.段落ごとの要約を行う
3.自由英作文でアウトプットする
4.背景知識を押さえる
5.自分独自のフレーズや構文を身に付ける

以上の5つのステップで構成されています。

基本的には,「インプットとアウトプットを繰り返す」「模範解答の真似をしながら,少しずつ自分の引き出しを増す」ことが大事になってきます。

ステップ4でも紹介しましたが,あまりにも読めない・書けない場合は,背景知識を調べてから英文を読み直すのもありですよ。

そうこうしているうちに,少しずつ力がついて行きます。

Akken

皆さんの大学入試2次試験が実りあるものになることを願っています

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ではまた!チャオ☆

この記事を書いている人

なまえ:Akken
高校英語教員。”初心者にとことん向き合う”をモットーに情報発信しています。
所有資格:TOEIC825,英検準1級,英語教授資格TESOL certificate Ⅳ

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